阪神・淡路大震災から30年の節目を迎えるに当たり、アース製薬株式会社と連携し、これまでの災害を教訓とした地域防災力の向上を目的として、「衛生用品防災備蓄自動販売機」を兵庫県立広域防災センター(※)に設置しました。
設置発表会には、アース製薬株式会社の貴島常務執行役員、兵庫県の池田防災監、兵庫県立広域防災センターの岡センター長が出席し、災害発生時における本自販機の機能や日頃から備蓄への意識を高めることの重要性について確認しました。
(※)兵庫県立広域防災センターは、災害時における県内外からの救援物資の集積・配送機能や災害応急活動要員の宿営機能などを備えた県全域をカバーする広域防災拠点としての役割を担うほか、消防職員・消防団員や地域防災リーダーの育成、県民を対象とした防災体験学習や訓練を実施しています。
〇衛生用品防災備蓄自販機の概要
・平常時は自動販売機として機能。
・災害時には、手動操作で商品を取り出すことが可能。
・リサイクル BOX 上のデッドスペースを衛生用品の備蓄庫として活用。
・災害時に取り出した商品、衛生用品は無償提供。
・平時から機体前面を防災情報の提供媒体として活用。
〇備蓄品の詳細
ライフラインベンダー内
・飲料(ポカリスエット等) 300 本~400 本
・カロリーメイト、ソイジョイ 約 150 個
※平時は、自動販売機として機能(ローリングストックにて在庫管理)
衛生用品備蓄庫
・アクアクリエイト手指洗浄液 5 本
・使い捨てマスク(5 枚入) 約 30 個
・洗口液(モンダミンポーション) 約 300 個
・非常用簡易トイレ(1 セットで 10 回分) 2 セット